打設とは

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打設

打設(だせつ)とは、建築の基礎となる生コンクリート(固まっていないコンクリート)を枠の中に流しこむことである。「打設」という言葉は、生コンクリートを高密度に充填するため、竹の棒などで入念に突いたり叩いたりして、空気や水を追い出したことに由来する。「打ち込み」と言われることもある。現在は、竹の棒などで作業することは少なく、圧送技術やバイブレータなど新しい技術や機器が登場している。
打設は、基礎の底盤部分と立ち上がり部分の二回に分けて行う「二度打ち」が一般的である。

打設の手順
1 基礎の底盤部分に生コンクリート打設していく。生コンクリートミキサー車から圧送車へ生コンクリートを移し、圧送車からポンプを通して生コンクリート打設していく。現場が狭いなどの状況によっては、人力で行う場合もある。
2 打設した生コンクリートは、バイブレータ(直径4~5センチメートルほどの棒状)で締め固めを行う。この作業で、生コンクリートが隅々に行き渡り、余計な空気や水分を排出することができる。
3 打設した生コンクリートの表面を、コテなどを使用して平滑に仕上げる。この工程で、表面にヒビが入るのを防ぐことができる。
4 底盤部分の打設が終了したら、立ち上がり部分の型枠を設置し、同じように打設する。

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