木造枠組工法とはツーバイフォー工法の別称で、北米で生まれた伝統的な木造住宅工法。角材で枠組みを作り、空間にパネルをはめていき建築物をつくる。
パネルによって建築物を支える構造のため、木造住宅であっても耐震性に優れていると同時に、気密性にも優れている。また、建築工法がマニュアル化されているため、建設会社による完成度のばらつきが少なく、工期も短い。
一方で、気密性が高いために湿気が抜けにくく、枠組みとなる木材が腐食する可能性があるといったデメリットも存在する。また、建築中や建築物完成後に間取りを変更することが難しい。