純水製造設備とは

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純水製造設備

純水としての定められた基準はないが、用途に応じて不純物の含有量を調整した水を純水という。水に含まれる不純物として無機物(無機イオン、重金属、無機塩類、溶存ガスなど)、有機物(自然物、人工物など)、微粒子(コロイド、砂塵など)、微生物があげられる。これら4つの不純物を取り除くため、次の工程を経て純水が作られる。この工程を持つ装置を純水製造設備という。
基本的な工程は1.プレフィルター、2.逆浸透膜(RO膜)、3、イオン交換、4.殺菌用紫外線ランプで構成される。
プレフィルターは繊維を重ね合わせた網目構造のデプスフィルターと活性炭で作られている。1μmまでの水中の微粒子やコロイドなどを取り除くデプスフィルター(繊維を重ね合わせた網目構造のフィルター)と塩素成分を取り除く活性炭で構成される。RO膜では水分子より大きいサイズの粒子やウイルスなど、上記の4つの不純物を取り除くことができる。イオン交換では陽イオンと陰イオンを取り除き、完全に除去されていない有機物や微生物などを分解・殺菌するため紫外線ランプを照射する。

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