LNGサテライトとは

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LNGサテライト

LNGは液化天然ガス(Liquefied Natural Gas)の略語で、海外から輸入されたLNGを貯蔵・気化する1次受入基地から導管で供給できない需要地の2次受入基地をいい、1次受入基地の周辺にサテライト(衛星)のようにあることからLNGサテライトという。1次受け入れ基地からローリー輸送でLNGサテライトまで輸送し、貯蔵した後、ガス化し各需要家所へ供給する。LNGサテライト設備を設置することにより導管が敷設されていない地域でもLNGガスを供給することができる。
LNGサテライトの設備はLNG貯槽、気化器、熱量調節設備等から構成される。サテライト設備は用途に応じて、高圧ガス保安法、もしくは電気事業法のいずれかの適用を受け、設備を利用している事業者に義務が課せられる。そして安全確保のため、サテライト設備と人の出入りする建物との間の距離が規定されている。学校、病院、劇場、百貨店など不特定多数が利用する建物はそれ以外の建物より多くの距離を保つことが規定されており、また距離は貯蔵する容量に従って変動する。
LNGは炭酸ガス、窒素、水分を除去し、マイナス162℃に冷却して液化して産出国から輸送する。液化することで体積が気体状態と比較し600分の1になるため大量輸送、大量貯蔵が可能である。LNGは天然に産するメタンを主成分とする可燃性のガスで爆発、発火の危険性が少なく、高カロリーでクリーンなエネルギーである。

 

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