東急建設の企業情報
2014年06月27日
東急建設は、東急グループの一角であり、首都圏を中心に建築工事を主力事業としているゼネコンです。
土木事業や住宅、鉄道関連工事なども手がけており、鉄道関連工事においては東急建設独自の技術を有しています。また、現在は東急電鉄の地盤を生かし二子玉川をはじめとした都市の開発や、渋谷ヒカリエの施工をはじめ、渋谷マークシティやBunkamuraオーチャードホールなど、渋谷駅周辺の再開発にも力を入れています。
東急建設は準大手ゼネコンに分類される会社のひとつです。
東急建設の求人
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土木設計職 年収 400万円~820万円
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建築技術部 (地盤工学技術者) 年収 600万円~850万円
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設備施工管理 年収 500万円~900万円
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土木・トンネル技術支援業務 年収 500万円~900万円
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設備施工管理 年収 500万円~900万円
東急建設の年収データ
年度別 平均年収の推移
東急建設の平均年収は2012年度に大幅に減少し、過去5年で最低の数値になりました。2013年度には約24万円増加しましたが、2011年度の水準には達していません。鉄筋工や型枠大工の不足で労務費が上昇し、工事採算が悪化したことが、平均年収減少の主な要因として考えられます。
【参考】準大手ゼネコン10社の年度別平均年収の推移
※上記の表は、年収を公表している準大手ゼネコン10社の平均値です。
東急建設の年度別平均年収を準大手ゼネコン10社の平均と比較すると、2010年度まではやや高い額で推移し、2011年度にその差は約50万円に広がりましたが、2012年度では平均を下回り、2013年度でほぼ平均まで回復しました。
年代別 平均年収
東急建設の世代別平均年収を全上場企業の平均と比較すると、30~45歳では平均より低いですが、50歳では約44万円上回る結果となりました。
【参考】準大手ゼネコン10社の年代別平均年収
※上記の表は、年収を公表している準大手ゼネコン10社の平均値です。
東急建設の年代別平均年収を準大手ゼネコン10社の平均と比較すると、いずれの年代においても低い額であると言えます。
東急建設の売上データ
売上高推移
2013年度の売上高は2,261億円となり、前年度比で24億500万円減少しました。また、営業利益は26億3,000万円となり前年度比で14億7,500万円の増益、経常利益については持分法による投資利益を取り込んだことによって35億5,900万円と、前年度比12億5,800万円の増益となりました。
参考までに、東急建設と同じく準大手ゼネコンである前田建設工業の売上高は3,955億円で、前年比7.2%増。西松建設の売上高は3,146億円で、前年比24.2%増となっています。
東急建設では今後、「現場力の強化による信頼の構築」と「選別受注の実践による利益へのこだわり」を基本方針とし、信頼構築と工事採算と生産性を重視した選別受注による適正利益の確保を目指しています。
売上の内訳(単位:億円)
2009年度 | 2010年度 | 2011年度 | 2012年度 | 2013年度 | |
---|---|---|---|---|---|
建設事業 | 1,837 | 1,967 | 1,794 | 1,868 | 1,716 |
土木事業 | 475 | 444 | 427 | 399 | 522 |
不動産事業等 | 53 | 38 | 56 | 17 | 21 |
合計 | 2,366 | 2,449 | 2,278 | 2,285 | 2,261 |
建設事業
- 2013年度
- 1,716億円
- 2012年度
- 1,868億円
- 2011年度
- 1,794億円
- 2010年度
- 1,967億円
- 2009年度
- 1,837億円
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土木事業
- 2013年度
- 522億円
- 2012年度
- 399億円
- 2011年度
- 427億円
- 2010年度
- 444億円
- 2009年度
- 475億円
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不動産事業等
- 2013年度
- 21億円
- 2012年度
- 17億円
- 2011年度
- 56億円
- 2010年度
- 38億円
- 2009年度
- 53億円
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合計
- 2013年度
- 2,261億円
- 2012年度
- 2,285億円
- 2011年度
- 2,278億円
- 2010年度
- 2,449億円
- 2009年度
- 2,366億円
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2013年度の売上高は、建築事業が前年度比8.1%減、土木事業が30.8%増、不動産事業が22.9%増となりました。
東急建設の研究開発費比率
東急建設
2009年度 | 2010年度 | 2011年度 | 2012年度 | 2013年度 |
---|---|---|---|---|
0.24% | 0.22% | 0.22% | 0.21% | 公表値なし |
- 2013年度
- 公表値なし
- 2012年度
- 0.21%
- 2011年度
- 0.22%
- 2010年度
- 0.22%
- 2009年度
- 0.24%
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【参考】準大手ゼネコン10社の平均研究開発費率
2009年度 | 2010年度 | 2011年度 | 2012年度 | 2013年度 |
---|---|---|---|---|
0.38% | 0.37% | 0.34% | 0.32% | 公表値なし |
- 2013年度
- 公表値なし
- 2012年度
- 0.32%
- 2011年度
- 0.34%
- 2010年度
- 0.37%
- 2009年度
- 0.38%
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※上記の表は、研究開発費率を公表している準大手ゼネコン10社の平均値です。
2012年度までの東急建設の研究開発費率は、準大手ゼネコンの平均と比較するとやや低い数値ですが、大きな増減は見られないので、比較的安定して推移しているとも言えます。
2012年度の研究開発費の総額は5億6,400万円で、主な研究開発成果には下記が挙げられます。
鉄道土構造物の耐震補強工法の開発成功
土構造物の補強として使用される自穿孔型の掘削装置のビット部分を改良することにより、土中に障害物があっても効率的に補強工事を進めることが可能。鉄道土構造物や擁壁の耐震補強工事に活用される予定。
車載型水処理装置による放射能汚染水の浄化技術の開発成功
福島県除染技術実証事業に採択され、試験施工を行い、効果が確認された。車載型であるため必要となるスペースが少なく、移動も容易であることが特徴。
都市部のエコロジカル・ネットワーク評価技術の開発
GISデータを利用して簡易に都市部における生物の住みやすさを評価する技術。HEP(ハビタット評価手続き)を応用し、都市開発予定地の樹林、水辺、草地などの基本情報と緑化計画などの情報を用いて、開発の前後で生物の住みやすさの評価、比較をすることができる。
その他にも、「迅速耐震補強工法の技術評定を取得」「高流動コンクリートの国土交通大臣認定を取得」「『中間及び先端に拡径部を有する場所打ちコンクリート杭工法(Me-A工法)』の開発」「高遮音換気装置『クランクボックス』の性能を向上」など、多くの研究開発実績を残しています。
東急建設の経審情報
業種 | 総合評定値(P) | 業種 | 総合評定値(P) |
---|---|---|---|
土木一式 | 1660 | しゆんせつ | 877 |
プレストレストコンクリート | 1303 | 板金 | - |
建築一式 | 1797 | ガラス | - |
大工 | 877 | 塗装 | 877 |
左官 | - | 防水 | 877 |
とび・土工・コンクリート | 1399 | 内装仕上 | 1266 |
法面処理 | 1184 | 機械器具設置 | 1018 |
石 | 891 | 熱絶縁 | - |
屋根 | 966 | 電気通信 | 889 |
電気 | 1184 | 造園 | 1049 |
管 | 1189 | さく井 | - |
タイル・れんが・ブロック | 938 | 建具 | - |
鋼構造物 | 1244 | 水道施設 | 1239 |
鋼橋上部 | 1152 | 消防施設 | - |
鉄筋 | - | 清掃施設 | - |
ほ装 | 1184 | その他 | - |
業種
総合評定値(P)
- 土木一式
- 1660
- プレストレストコンクリート
- 1303
- 建築一式
- 1797
- 大工
- 877
- 左官
- -
- とび・土工・コンクリート
- 1399
- 法面処理
- 1184
- 石
- 891
- 屋根
- 966
- 電気
- 1184
- 管
- 1189
- タイル・れんが・ブロック
- 938
- 鋼構造物
- 1244
- 鋼橋上部
- 1152
- 鉄筋
- -
- ほ装
- 1184
- しゆんせつ
- 877
- 板金
- -
- ガラス
- -
- 塗装
- 877
- 防水
- 877
- 内装仕上
- 1266
- 機械器具設置
- 1018
- 熱絶縁
- -
- 電気通信
- 889
- 造園
- 1049
- さく井
- -
- 建具
- -
- 水道施設
- 1239
- 消防施設
- -
- 清掃施設
- -
- その他
- -
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審査基準日 平成25年3月31日
東急建設の基本情報
社名 | 東急建設株式会社(Tokyu Construction Co.,Ltd.) |
---|---|
本社 | 〒150-8340 東京都渋谷区渋谷一丁目16番14号 |
創業 | 1946年(昭和21年)3月12日 |
設立 | 2003年(平成15年)4月10日 |
資本金 | 163億5,444万円(2014年3月31日現在) |
従業員 | 2,313名(連結2,439名)(2014年3月31日現在) |
平均年齢 | 45.3歳(2014年3月31日現在) |
平均勤続年数 | 20.7年(2014年3月31日現在) |
事業内容 | 総合建設業 |
代表取締役社長 | 飯塚恒生 |
- 社名
- 東急建設株式会社(Tokyu Construction Co.,Ltd.)
- 本社
- 〒150-8340 東京都渋谷区渋谷一丁目16番14号
- 創業
- 1946年(昭和21年)3月12日
- 設立
- 2003年(平成15年)4月10日
- 資本金
- 163億5,444万円(2014年3月31日現在)
- 従業員
- 2,313名(連結2,439名)(2014年3月31日現在)
- 平均年齢
- 45.3歳(2014年3月31日現在)
- 平均勤続年数
- 20.7年(2014年3月31日現在)
- 事業内容
- 総合建設業
- 代表取締役社長
- 飯塚恒生
主な工事実績
セルリアンタワー
- 場所
- 東京都
- 竣工年月
- 2001年
セラミックパークMINO
- 場所
- 岐阜県
- 竣工年月
- 2002年
立命館小学校
- 場所
- 京都府
- 竣工年月
- 2006年
劇団四季新芸術センター本館
- 場所
- 東京都
- 竣工年月
- 2003年
福島男女共生センター
- 場所
- 神奈川県
- 竣工年月
- 2006年
その他の施工実績(一例)
- スウェーデンヒルズ
- かつしかハーブ橋
- さいたま市記念総合体育館
- 九州新幹線出水駅
- バンコク国際空港
- 国立がんセンター東病院
- キャロットタワー
- Bunkamura
- 横浜青葉インターチェンジ
- ピアスタワー
- ホテルパシフィックなど