日特建設の企業情報
2015年10月07日
日特建設は、総合基礎工事を得意とする建設会社です。
1947年の設立以来、道路や河川、土地造成などの基礎工事や一般土木工事で多数の実績を残してきました。中でもダムの基礎工事を強みとしており、国内に設置されたダムの大半を日特建設が手がけています。近年では、環境、防災、基礎衛生など、時代の流れに沿った新工法・新技術の開発にも積極的です。
日特建設の年収データ
年度別 平均年収の推移
日特建設の年度別平均年収は、2009年度から2011年度にかけて減少を続けましたが、2012年度、2013年度と2年連続で増加しました。
年代別 平均年収
日特建設の平均年収を全上場企業の平均と比較すると、30歳から45歳の段階では下回っていますが、50歳では約30万円上回っています。
日特建設の売上データ
売上高推移
2013年度における日特建設の売上高は前年度比7.5%増となりました。また、営業利益は30億3,500万円で前年度比24.5%増、経常利益は29億4百万円で前年度比29.1%増となりました。
日特建設は今後、内部統制の強化、安全重視の経営、基礎工事量の確保、収益性の維持、キャッシュ・フロー重視の経営を目指す方針です。
売上の内訳(単位:億円)
2009年度 | 2010年度 | 2011年度 | 2012年度 | 2013年度 | |
---|---|---|---|---|---|
建設事業 | 584 | 505 | 519 | 531 | 569 |
その他の事業 | 1 | 1 | 1 | 1 | 2 |
合計 | 585 | 506 | 520 | 532 | 572 |
建設事業
- 2013年度
- 569億円
- 2012年度
- 531億円
- 2011年度
- 519億円
- 2010年度
- 505億円
- 2009年度
- 584億円
すべて表示▼
その他の事業
- 2013年度
- 2億円
- 2012年度
- 1億円
- 2011年度
- 1億円
- 2010年度
- 1億円
- 2009年度
- 1億円
すべて表示▼
合計
- 2013年度
- 572億円
- 2012年度
- 532億円
- 2011年度
- 520億円
- 2010年度
- 506億円
- 2009年度
- 585億円
すべて表示▼
2013年度における日特建設の売上高の内訳は、建設事業が前年度比7.3%増、その他が前年度比151.9%増となりました。
日特建設の研究開発費率
2009年度 | 2010年度 | 2011年度 | 2012年度 | 2013年度 |
---|---|---|---|---|
0.20% | 0.17% | 0.18% | 0.21% | 公表値なし |
日特建設
- 2013年度
- 公表値なし
- 2012年度
- 0.21%
- 2011年度
- 0.18%
- 2010年度
- 0.17%
- 2009年度
- 0.20%
すべて表示▼
日特建設の研究開発率は2009年度から2010年度にかけて減少が見られましたが、2011年度には前年度から0.01%、2012年度には0.03%、それぞれ増加しました。
2013年度の研究開発費率は公表されていませんが、研究開発費の総額は1億6,300万円で、主な研究開発成果には下記が挙げられます。
「軽量形親杭パネル壁工法」の開発成功
急峻地形で行う道路や敷地の拡幅工事などにおいて、切土や残土の発生を減らすことを目的とした工法。親杭とコンクリートパネルを組み合わせた壁体であり、景観を配慮したうえでの土留壁(どどめへき)や遮音壁などに使用することができる。さらに、パネルの表面に様々な景観化粧を施すことも可能。
「既設アンカー緊張力モニタリングシステム(Aki-Mos)」の開発成功
グラウンドアンカーの使用時に緊張力をコンピューターによってデータ化し、モニタリングできるシステム。既設アンカーのアンカーヘッド外側に荷重計を設置することで使用できる。
「グラウンドアンカー試験・緊張管理システム(Licos)」を改良
グラウンドアンカー試験・緊張管理システム(Licos)とは、グラウンドアンカーの試験を行う際、アンカーの載荷と除荷速度を自動制御するシステムである。新設アンカーの引抜き試験や多サイクル試験などに使用するための、新たな改良に成功した。「グラウンドアンカー設計施工基準・同指針」における新基準にも対応可能。
その他にも、「Ein Bandドリルによる削孔技術の確立」「パフェグラウト工法の開発」「キロ・フケール工法の開発」「ジオファイバー工法の改良・改善」など、多くの研究開発実績を残しています。
日特建設の経審情報
業種 | 総合評定値(P) | 業種 | 総合評定値(P) |
---|---|---|---|
土木一式 | 1485 | しゆんせつ | 884 |
プレストレストコンクリート | 1173 | 板金 | - |
建築一式 | 978 | ガラス | - |
大工 | 894 | 塗装 | 1008 |
左官 | - | 防水 | 909 |
とび・土工・コンクリート | 1641 | 内装仕上 | 906 |
法面処理 | 1560 | 機械器具設置 | - |
石 | 891 | 熱絶縁 | - |
屋根 | 891 | 電気通信 | - |
電気 | 906 | 造園 | 909 |
管 | 955 | さく井 | 1033 |
タイル・れんが・ブロック | 894 | 建具 | - |
鋼構造物 | 1032 | 水道施設 | 896 |
鋼橋上部 | 1032 | 消防施設 | - |
鉄筋 | - | 清掃施設 | - |
ほ装 | 884 | その他 | - |
- | - | 合計 | - |
業種
総合評定値(P)
- 土木一式
- 1485
- プレストレストコンクリート
- 1173
- 建築一式
- 978
- 大工
- 894
- 左官
- -
- とび・土工・コンクリート
- 1641
- 法面処理
- 1560
- 石
- 891
- 屋根
- 891
- 電気
- 906
- 管
- 955
- タイル・れんが・ブロック
- 894
- 鋼構造物
- 1032
- 鋼橋上部
- 1032
- 鉄筋
- -
- ほ装
- 884
- しゆんせつ
- 884
- 板金
- -
- ガラス
- -
- 塗装
- 1008
- 防水
- 909
- 内装仕上
- 906
- 機械器具設置
- -
- 熱絶縁
- -
- 電気通信
- -
- 造園
- 909
- さく井
- 1033
- 建具
- -
- 水道施設
- 896
- 消防施設
- -
- 清掃施設
- -
- その他
- -
- 合計
- -
すべて表示▼
審査基準日 平成26年3月31日
日特建設の基本情報
社名 | 日特建設株式会社(NITTOC CONSTRUCTION CO.,LTD.) |
---|---|
本社 | 東京都中央区銀座8丁目14番14号 |
設立 | 1946年(昭和22年)12月17日 |
資本金 | 60億円 |
従業員 | 831名(連結841名)(2014年3月31日現在) |
平均年齢 | 44.1歳(2014年3月31日現在) |
平均勤続年数 | 18.9年(2014年3月31日現在) |
事業内容 | 総合建設業(土木、基礎、環境、地質コンサルタント) |
代表取締役社長 | 中森保 |
- 社名
- 日特建設株式会社(NITTOC CONSTRUCTION CO.,LTD.)
- 本社
- 東京都中央区銀座8丁目14番14号
- 設立
- 1946年(昭和22年)12月17日
- 資本金
- 60億円
- 従業員
- 831名(連結841名)(2014年3月31日現在)
- 平均年齢
- 44.1歳(2014年3月31日現在)
- 平均勤続年数
- 18.9年(2014年3月31日現在)
- 事業内容
- 総合建設業(土木、基礎、環境、地質コンサルタント)
- 代表取締役社長
- 中森保
主な工事実績
黒部ダム
- 竣工年月
- 1961年
- 場所
- 富山県
高瀬ダム
- 竣工年月
- 1979年
- 場所
- 長野県
徳山ダム
- 竣工年月
- 2007年
- 場所
- 岐阜県
大山ダム
- 竣工年月
- 2012年
- 場所
- 大分県
胆沢ダム
- 竣工年月
- 2013年
- 場所
- 岩手県
その他の施工実績(一例)
- 切原ダム
- 殿ダム
- 志津見ダム
- 西岡ダム
- 留萌ダム
- 滝沢ダム
- 摺上川ダム
- 庶路ダム
- 東郷ダム
- 下久保ダム
- 川治ダム
- 川浦ダム
- 三河沢ダム
- 大野ダム
- 九谷ダム
- 鷹生ダム
- 南部坂ダム
- 太田川ダム
- 留萌ダム など