世紀東急工業の企業情報。年収・給料・売上・施工実績など。

世紀東急工業の求人情報

世紀東急工業の年収データ

平均年収の推移

世紀東急工業の2016年度の平均年収は743万円です。過去5年間の推移では、2012年度から2015年度までは右肩上がりで93万円の増加。直近は横ばいです。平均年齢は過去5年間で１歳若くなりました。

世紀東急工業の売上データ

売上高の推移

世紀東急工業の2016年度の売上高は741億円で前年度比5.4％減となりました。前年度と比べて工事の完成数が減少したこと、次期への繰越工事高が増加したことなどが主な要因です。売上高は減少したものの利益率の改善により、経常利益は前年度と同じ63億円となりました。

売上の内訳

世紀東急工業の2016年度の売り上げは、全事業において前年度から減少となりました。建設事業全般では、東日本大震災復旧舗装工事の入札による独占禁止法違反による指名停止・営業停止処分の影響により、特に民間工事の受注高が減少。舗装資材製造販売事業では、取引増加による増収がありましたが、販売価格の低下やコストアップにより減少となりました。

世紀東急工業の特徴

道路舗装技術で多彩な事業展開

世紀東急工業は道路舗装事業に強みを持ち、特にアスファルト舗装事業は、売上高の57％を占めています。また、ヒートアイランド対策（遮熱性）やカラー、透水性などに優れた舗装技術を有し、自動車道路だけでなく、飛行機滑走路、鉄道ホーム、公園や広場、観光名所など環境対応や景観まちづくりに幅広く活躍しています。主な実績として倉敷陸上競技場の陸上トラック改修（岡山県）、釧路空港のアスファルト補修（北海道）、大阪万博記念公園「夢の池」の遮水工事（大阪府）などがあります。

技術重視、学歴にこだわらない業務内容

世紀東急工業では全社員のうち大卒が58.6％、高卒が33％、短大・高専・専門学校卒が7.7％と、大卒以外の社員が40％超。学歴よりも社会に貢献したいという意欲を重視した採用を行っているのが特徴です。また、2016年現在の女性社員の割合は7.5％（建設業全体平均：2.3％　※2016年厚生省調べ）。女性社員のうち技能労働者の割合は13.6％で、今後さらに採用数を増やす計画です。

世紀東急工業のトピックス

近年の研究開発

世紀東急工業は、2016年２月に、IoT技術を使って、運搬ダンプの位置と積載したアスファルト合材の温度をタブレット端末でリアルタイムに把握する運行・温度管理システムを東急建設と共同で開発しました。これにより、配車や施工速度、出荷温度の調整が１分間隔でできるようになり、工事の効率化と舗装の品質が向上。各作業員で情報の共有も可能となりました。また、合材温度をダンプの荷台に上がらずに把握できるため、作業員の安全も確保できるようになります。

 

そのほかの開発には、薄型で従来品よりコストを抑えた舗装材「ＳＴマスチック」、リサイクル材を用いた常温合材などがあります。同社は、栃木県に技術研究所を持ち、施工コストの削減や、維持管理の効率化に向けた研究開発に注力。2016年度の建設と舗装資材製造販売事業の研究開発費には3億800万円を費やしています。

独占禁止法違反とコンプライアンスへの取り組み強化

世紀東急工業では2016年から2017年にかけ、東日本大震災復旧舗装工事の入札やアスファルト合材の販売価格引き上げに関し、独占禁止法違反による排除措置命令などを他の道路舗装大手会社とともに受けています。上記に関連し世紀東急工業では、独占禁止法違反の再発防止とコンプライアンス強化を推進する姿勢を示しています。

近年の完成工事

世紀東急工業の近年の完成工事には、宮古港藤原地区野積場舗装復旧（岩手県）、相馬福島道路楢這トンネル舗装工事（福島県）、大井埠頭シャーシープール整備工事（東京都）、関西国際空港整備工事（大阪府）などがあります。

世紀東急工業の経審情報

審査基準日　2016年3月31日

世紀東急工業の基本情報

社名

世紀東急工業株式会社（SEIKITOKYU KOGYO CO., LTD.）

本社

東京都港区芝公園二丁目9番3号

設立日

1950年1月16日

資本金

20億円（2017年3月31日現在）

上場

東証1部

従業員

808名（連結904名）（2017年3月31日現在）

平均年齢

42.1歳（2017年3月31日現在）

平均勤続年数

16.5年（2017年3月31日現在）