コストが下がる断熱改修
福井県の有限会社イッセイホームは2月10日、「暖ねぇリフォーム」を開始したと発表した。「暖ねぇリフォーム」は生活する空間を絞ることによってまるごと断熱改修を行うという従来の方法とは違う部分断熱リフォームだ。このリフォームを行うことによって冬はもちろんのこと、夏も涼しく快適に過ごすことが可能だ。
福井県は持ち家住宅延べ面積、持ち家率ともに上位の県であるのだが断熱性能は低い住宅が多く、寒さを我慢しながら生活する家というのは少なくない。
しかし断熱改修を行うためには家全体をリフォームするという方法もあるのだが、延べ面積が広いため坪数の小さな家を新築するのとコストが変わらないという課題がある。
赤外線サーモカメラを使用
この課題を解決するためにイッセイホームでは、生活する住空間を限定する部分断熱リフォーム「へや暖ねぇ」を開始した。
断熱材や二重窓を取り付けるという方法では、空気の侵入が1箇所でもあった場合断熱効果は低くなる。そのためイッセイホームでは、赤外線サーモカメラを使用し家のさまざまな箇所を熱画像としてとらえ正確に温度計測を行う。
温度を視覚的に確認することができるため、温度の違いで室温を下げる寒さの原因を特定することが可能だ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
へや暖ねぇリフォーム
http://www.isseihome.com/heyadan_reform/index.html
プレスリリース(ValuePress!)
https://www.value-press.com/pressrelease/156905