清水建設、明治神宮にて見えないはずの南神門を演出

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清水建設、明治神宮にて見えないはずの南神門を演出

2016年07月27日 00:00

見えないはずの南神門が出現

清水建設は、7月22日、4月末に開始した明治神宮御社殿群修復工事において、第一期の修復対象となる南神門を覆うプリント・メッシュシートが、訪れる多くの参拝者の注目を集めていることを明らかにした。

南神門の外周部は現在工事中により、足場で囲まれている。しかし、メッシュシートにプリントした実寸大の南神門の写真が、工事現場を思わせないのだという。

プリント・メッシュシートの製作方法

プリント・メッシュシートは、それぞれ幅20メートル、高さ14メートル。

まず、南神門の外観写真を被写体との距離・アングルを変えながら撮影、実寸大に拡大し、違和感がないように写真データをデジタル処理・合成する。

その後、メッシュシートの基本モジュールに外観の合成写真を分割してプリントしたうえ、足場の外面に張り巡らせたワイヤーに全45枚のモジュールを順番に結合していくことで、南神門の外観が再現される仕組みだ。

プロジェクトの概要

御社殿群修復工事は、明治神宮鎮座百年記念事業の一環で計画。

58年ぶりに銅板屋根を葺き替えるほか、屋根木下地修理、錺金具修繕、木部清掃・洗浄などの修復工事を、2019年10月の完成を目指して行う予定だ。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

清水建設 プレスリリース
http://www.shimz.co.jp/news_release/2016/

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