日立造船、広島県尾道市より43億円規模のクリーンセンター改修工事を受注

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日立造船、広島県尾道市より43億円規模のクリーンセンター改修工事を受注

2016年07月03日 01:00

高まるごみ焼却施設改修のニーズをつかむ

日立造船は6月29日、「尾道市クリーンセンター先進的設備導入推進工事」を、広島県尾道市より受注したことを公表した。受注金額は税抜き43億2,000万円。工事は6月に開始済みで、2020年3月の完成を予定する。

日立造船によると、昨今国内では多くのごみ焼却施設で老朽化が進行、これに伴う発電能力の強化やCO2排出量の削減、施設の延命化などを目指した設備改良工事のニーズが高まりつつあるという。

こうした中、広島県尾道市の尾道市クリーンセンターでも1994年2月の竣工から約22年が経過。今回、環境省の「二酸化炭素排出抑制対策事業費交付金」を利用しての改修事業を同社が請け負った形となる。

施設の増強と延命化、省エネ化を同時進行で

この「尾道市クリーンセンター先進的設備導入推進工事」において日立造船は、燃焼設備や排ガス処理設備などセンターの基幹的な設備を更新・改修し、施設の延命化をはかる方針だ。

また、1炉当たりの処理能力も60t/16hから75t/24hへ増強。 2炉構成によるストーカ式焼却炉で、1日当たり150tの処理能力を有する施設への刷新を目指す。

加えて、同工事では施設の省エネ化にも着手。現状と比較し、完成後の施設によるCO2排出量は3%以上削減される見通しとなっている。

▼外部リンク

 

日立造船による発表
http://www.hitachizosen.co.jp/news/2016/06/002234.html

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