竹中工務店、新開発の「ワンウェイキャピタル構造」を冷凍冷蔵倉庫に採用

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竹中工務店、新開発の「ワンウェイキャピタル構造」を冷凍冷蔵倉庫に採用

2016年04月13日 18:00

冷蔵倉庫に最適なワンウェイ構造

竹中工務店は4月8日、ニッスイ・エンジニアリングと共同開発した、「ワンウェイキャピタル構造」を、大阪市にて昨年3月に着工し、今年3月に完成した高性能免震冷凍冷蔵倉庫「日水物流(株) 大阪舞洲物流センター」に採用したと発表した。

「ワンウェイキャピタル構造」は冷気の流れを考慮し、効率的に冷却すると同時に、庫内空間の最大化を実現する工法。気流を妨げる方向には梁がなく、気流と同じ方向に冷気が流れるように一方向のキャピタルを設けて、倉庫内の冷却効率を向上させた。

キャピタルの形状はへん平にして、積み荷スペースを確保。さらに壁面には柱型が出ない構造形式にしてデットスペースをなくし、保管空間を最大限に広げた。

高性能免震構造と、フレキシブルなバース配置

企業のBCPニーズにも配慮し、災害時にも事業が継続できるよう、免震構造を採用。荷物の積み卸しを行うトラックバース面は、高強度コンクリートの柱を使うことで、柱の本数を少なくし、柔軟にバース配置が行えるように工夫されている。

これによって確保したバース数は、この規模の設備では最多レベルを誇り、待機車両数の軽減が図れる。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

株式会社竹中工務店のプレスリリース
http://www.takenaka.co.jp/news.html

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