奥村組、補修・補強工事の「天井用車載型乾式研掃装置」を開発

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奥村組、補修・補強工事の「天井用車載型乾式研掃装置」を開発

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2015年12月18日 17:30

粉じんの飛散を抑制、機械化を実現
供用中の道路トンネル等の補修・補強工事では、コンクリート表面の削り取り作業から粉塵が飛散し、浮遊する中で作業を行わなければならず、作業環境や作業効率の点から問題があった。

株式会社奥村組は、この粉塵の飛散を抑え、機械化による効率的な作業を可能とした「天井用車載型乾式研掃装置」を開発。首都高速道路のトンネル剥落防止対策工事に適用し、その有用性を実証した。

天井用車載型乾式研掃装置の特長
今回開発した装置は、従来人力で行っていたトンネル天井面の表面処理作業を機械化。作業環境の改善はだけでなく、作業の効率化、仕上がり品質の向上を実現した。

同装置は表面処理を行うケレン機、ケレン機を前後左右に移動させる架台および架台を昇降させる多段式リフター等で構成。

ケレン機は、鋼製ビットを配した円盤状の研掃ヘッドと、その周囲に設けた二重の飛散防止枠からなり、前後に設置した2台のエアーシリンダーで天井面に押し付けながら研掃ヘッドを高速回転させ、表面を処理する。

合わせて、飛散防止枠内に発生する有害な粉塵等を集じん機で吸引して飛散を抑止。

装置の処理能力は、1サイクル当たり最大4.2平方メートルで、装置を車積型にしたことで、設置・移設時間の短縮が図れ、連続的な作業を可能にした。

実工事への適用では、従来の人力作業と比べて作業効率の改善を確認。品質面でもコンクリート表面の排気ガスによる汚れや旧塗膜の残存がなく、削り取り面の仕上がりも安定し、補修材との付着強度が約2倍に向上した。

環境面では、作業時に発生する粉塵等の飛散が抑止され、作業環境が大幅に改善された。

同社は、この装置を作業環境の改善および高効率化に寄与する施工技術として、既に実用化している「超高圧水噴射(ウォータージェット)によるコンクリート表面処理機」と併せて積極的に提案してく計画だ。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

株式会社奥村組 プレスリリース
http://www.okumuragumi.co.jp/

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