首都高中央環状品川線、世界初の掘削技術公開

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首都高中央環状品川線、世界初の掘削技術公開

2015年01月30日 16:00

首都高速道路は、東京都と共同で建設している中央環状品川線が3月7日土曜日に開通するのを前に、大橋ジャンクションで「開通カウントダウンセレモニー」を実施、報道陣に建設現場が公開された。

日本一の長さの道路トンネル

今回開通する中央環状品川線の延長は約9.4キロで、うち約8.4キロはトンネル部分。この山手トンネルはすでに開通している区間と合わせると全長約18.2キロとなり日本一の長さの道路トンネルとなる。高速湾岸線の大井ジャンクションと大橋ジャンクションが接続することで中央環状線が全線開通となる。事業費は約3100億円。

世界初の掘削技術

すでに開通している区間に新しい路線を接続するため、「シールドマシンで2本のトンネルを掘って地下で合体して1つにする」世界初の工法と、「営業中の路線との合流は上から掘削しシールドの一部を切り取って拡大する」という前例のない工法が使われたことが明らかになった。

新宿から羽田まで20分に

この全面開通により、渋谷や新宿など副都心から羽田空港へのアクセスが大幅に短縮される。また、都心環状線に集中する渋滞の分散や山手通り等の都内一般道の渋滞緩和など様々な効果が期待されている。

▼外部リンク

 

首都高速道路株式会社
http://www.shutoko.co.jp/

東京SMOOTH
http://www.shutoko.jp/ss/tokyo-smooth/

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