ベトナム、ホーチミンで高架高速道路工事起工式/三井住友建設

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ベトナム、ホーチミンで高架高速道路工事起工式/三井住友建設

2014年07月28日 11:00

ベトナムの一大国家プロジェクト

三井住友建設株式会社(東京都中央区、社長:則久 芳行)は、ベトナム社会主義共和国が推進する「ベトナム南北高速道路計画」のうち、ベトナム国内の建設会社とのJV企業体で受注したホーチミン市郊外の「J2工区」(総延長約4.7キロメートル)高架橋梁建設の起工式典が7月19日に執り行われたと発表した。

(画像はプレスリリースより)

ベトナム国首相も出席

式典にはベトナム国のズン首相を筆頭に運輸省タン大臣などの政府要人、その他ホーチミン行政当局要人が式典に臨んだ。

日本側からは政府を代表して在ベトナム大使館の深田特命全権大使が、同社からは取締役専務執行役員で土木本部長の新井英雄氏が出席し、関係者約700人にのぼる多数が出席して盛大に執り行われた。

この席でズン首相は日本政府に謝意を表し、ホーチミン-カイメップ・チーバイ港間のアクセス向上を歓迎すると共に、さらなる貢献にも大きな期待を寄せていることを述べた。

ODAでベトナム発展を支援

このプロジェクトはベトナム南部、ホーチミン市郊外におけるホーチミン-カイメップ・チーバイ港間の高速道路(約50キロメートル)の建設計画である。

同社が現地建設会社とのJV企業体で受注したのはその約10分の1にあたる「J2工区」ベン・ルック-ロン・タイン区間の高架橋梁工事だ。ODAによる建設工事だけあって設計も日本企業2社のJVにより行われた。

(画像はプレスリリースより)
同社は、JV参加企業と全力で工事実施にあたる決意であり、我が国の先端技術とノウハウを惜しみなく提供することで、ベトナム国の発展に力一杯尽力する考えを示した。

【工事概要】
工事名称:南北高速道路建設工事(ベン・ルック-ロン・タイン区間)パッケージJ2 
発注者:ベトナム高速道路公社(Vietnam Expressway Corporation)
設計:片平エンジニアリングインターナショナル、大日本コンサルタント共同企業体 
施行:三井住友建設/シエンコ4共同企業体(JV
請負金額:約100億円(JV総額)
工期:2014年9月(予定)から32ヶ月
工事概要:4-6径間連結PCスーパーT桁橋約4,400メートル、3径間PC箱桁橋約300メートル
(三井住友建設株式会社プレスリリースより)

▼外部リンク

 

三井住友建設株式会社 プレスリリース
http://www.smcon.co.jp/2014/07249494/

ODA(外務省ホームページ)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/

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