トプコン、高精度な3次元座標の測定を可能にするGNSSレベル「Z‐Plus」を新発売

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トプコン、高精度な3次元座標の測定を可能にするGNSSレベル「Z‐Plus」を新発売

2014年06月24日 22:00

GNSSの使い勝手で高精度を確保

トプコンは、6月20日、独自の技術で高精度な3次元座標の測定を可能にするGNSS(衛星測位システム)測量機、GNSSレベル「Z-Plus」を新発売したことを発表した。

これまでの一般的なGNSS測量機では、高精度な高さを要求される土木作業において、要求される高さ精度に満たない場合があったという。

(画像はニュースリリースより)

新商品概要

「Z-Plus」は、固定局と移動局で構成されたシステムで、固定局はGNSS受信機と独自の「レーザーゾーン技術」を搭載したレーザートランスミッターを一体化。一方、移動局はGNSS受信機とレーザー受光部を一体化している。

RTK‐GNSSで水平位置(X座標、Y座標)を、「ゾーンレーザー」で高さ位置(Z座標)を測定することで、高精度な3次元座標を取得できるという。

任意な場所に固定局を設置し電源を入れ、移動局で1点の基準点を測定すれば、すぐ測量作業を開始できるだけでなく、1台の固定局で、同時に3台の移動局を接続できるため、測量作業を大幅に効率化することが可能だ。

土木工事全工程で活躍する製品を

昨年8月に国土交通省国土技術政策総合研究所から「RTK‐GNSSを用いた出来形管理要領(試行案)(土工編)」が発表。

また、簡単に3次元座標データを測定できる測量機として、土木業界においてもGNSS測量機が注目されるようになったという。

トプコンは、GNSS測量機に同社オリジナルのレーザー技術を融合した、高精度な新商品を通して、土木工事を全行程でサポートしていく。

▼外部リンク

 

トプコン・ニュースリリース
http://www.topcon.co.jp/news/20140620-16592.html

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