大和ハウス工業、桑名市「陽だまりの丘 先進的都市型スマート住宅供給事業」を締結

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大和ハウス工業、桑名市「陽だまりの丘 先進的都市型スマート住宅供給事業」を締結

2014年03月03日 23:00

三重県初の大規模スマートタウン

大和ハウス工業は、2月27日、三重県桑名市が進める「陽だまりの丘 先進的都市型スマート住宅供給事業」の事業者に選出され、同日、基本協定を締結したことを発表した。

「陽だまりの丘 先進的都市型スマート住宅供給事業」は、桑名市が2013年3月に策定した「桑名市スマート・エネルギー構想」、三重県の「みえスマートライフ推進協議会」が掲げる「環境・エネルギー技術によるまちづくり」を推進するものだ。

大和ハウス工業は、2011年10月にエネルギー自給自足を目指すための街全体プロジェクト「SMA×ECO PROJECT(スマ・エコプロジェクト)」を開始しているが、当スマートタウン(仮)「SMA×ECO TOWN(スマ・エコタウン)陽だまりの丘」は、プロジェクト第5弾となる。

(画像はニュースリリースより)

日本初の取り組み

この事業は、街の太陽光発電所(約100kW)を建設し、その売電収益を入居者の戸建住宅メンテナンスや外壁のリフォーム等に活用する日本初の取り組みだ。

また、64区画全ての住戸に太陽光発電システムとエリーパワー社製家庭用リチウムイオン蓄電池(6.2kWh)を搭載。また、ICT 技術の活用により、人に代わって住宅のエネルギー管理などを支援するシステムである、HEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)を導入している。

さらに、年間での一次エネルギー消費量が正味ゼロまたは概ねゼロとなる街、ネット・ゼロ・エネルギー・タウンを実現可能にしているという。

低炭素社会の実現へ

大和ハウス工業は今後も、全国で「SMA×ECO PROJECT」を展開していきたいとしている。

家庭や地域コミュニティにおいて、生活の快適さを保ちながら効率的なエネルギー利用を可能にする、先進的な都市型スマート住宅モデルタウンを目指す。

さらに、エネルギーを自給自足できる街づくりによる、低炭素社会の実現に貢献していきたい構えだ。

▼外部リンク

 

大和ハウス工業ニュースリリース
http://www.daiwahouse.co.jp/

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