三菱商事と東芝プラントシステム フィリピンの石炭火力発電プラントを受注

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三菱商事と東芝プラントシステム フィリピンの石炭火力発電プラントを受注

2014年02月03日 02:00

ミンダナオ島の発電所建設案件

三菱商事株式会社(以下:三菱商事)は、1月31日、東芝プラントシステム株式会社(以下:東芝プラントシステム)と共同で、フィリピンに石炭火力発電プラントを建設するプロジェクトを受注したことを発表した。

これは、フィリピンの発電事業会社・ミナジー・コール・コーポレーションが、同国ミンダナオ島ミサミスオリエンタル州バリンガサグに、循環流動床ボイラーを採用した、総出力165メガワットの石炭火力発電所を建設する計画。三菱商事と東芝プラントシステムは、この発電所向けに、出力55メガワットの石炭焚き発電プラント2基を納入する。

(画像はプレスリリースより)

2017年3月までに完成予定

着工は、2014年1月。1号機は2017年1月末に、2号機は2017年3月末に完成の予定。三菱商事によると、3号機も追加発注される可能性があり、その場合の受注総額は約300億円になる見込みだという。

今回のプロジェクトにおいて、東芝プラントシステムは、設計、土木建築、主要機器(ボイラー、蒸気タービン、発電機)、BOP機器(運炭設備他、機械・電気・計装等の付帯設備)の調達及び据え付け、試験・試運転・調整等を一括で請け負うEPCコントラクターとして建設全般を担当する。

アジアを軸としたグローバル展開を活発化

フィリピンは、人口の増加や経済成長に伴い、今後も電力需要の伸長が予想され、新たな電源開発やインフラ整備が急務となっている。

三菱商事は、アジアを中心としたグローバル戦略を掲げ、同地域での電力関連事業展開に意欲的だ。また、東芝プラントシステムも、EPCコントラクターとしての実績をいかし、東南アジア周辺国での受注活動を積極的に進め、事業拡大を目指したいとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

フィリピン ミンダナオ島において石炭火力発電プラントを受注
http://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/pr/archive/2014/html

三菱商事株式会社
http://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/

フィリピン国で石炭火力発電プロジェクトを受注
http://www.toshiba-tpsc.co.jp/file/topics/10315_1.pdf

東芝プラントシステム株式会社
http://www.toshiba-tpsc.co.jp/

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