世界初!マンション向けの家庭用燃料電池を発売

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世界初!マンション向けの家庭用燃料電池を発売

2013年10月22日 15:00

マンション向けの家庭用燃料電池

東京ガス株式会社とパナソニック株式会社は、世界で初めてマンション向けの家庭用燃料電池「エネファーム」を共同で開発し、2014年4月1日に発売する。東京ガスは、2014年度に500台受注する計画だ。


エネファームとは、都市ガスから取り出した水素を空気中の酸素と化学反応させて発電し、家庭内で利用できるようにしたものだ。

(画像はプレスリリース)

さまざまな設置方法に対応

今回発売する「エネファーム」は、マンションのパイプシャフト内に燃料電池ユニット、貯湯ユニット、バックアップ熱源機を全て設置できる仕様として製品化されたものだ。また複数のパイプシャフトに分離して設置することもできる。バックアップ熱源機については標準型以外にスリム型を用意することによって、集合住宅のさまざまな設置方法に対応する。

そして機器本体の気密性を高めることなどによって、開放廊下側のパイプシャフト内への設置を可能にし、制約があるマンションで利用できるようになった。また機器本体をアンカー固定する脚部の強度を向上させることによって、耐震性を高め、給排気構成の変更などにより強風時でも運転できるように耐風性を高め、高層階でも設置可能となった。

なお現時点で、総合地所株式会社および東急不動産株式会社から自社が供給する分譲マンションに本製品を採用する意向となっている。


▼外部リンク

 

東京ガス プレスリリース
http://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20131021-01.html

パナソニック株式会社 プレスリリース
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/

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