川崎重工、米国で航空機用部品の製造ラインが完成

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川崎重工、米国で航空機用部品の製造ラインが完成

2017年05月20日 14:00

最新鋭の設備を導入して自動化を推進した、高品質かつ高効率な生産

2017年5月19日、川崎重工業株式会社(以下、川崎重工)は、米国の現地法人Kawasaki Motors Manufacturing Corp., U.S.A. のリンカーン工場で、ボーイング社の最新鋭民間旅客機であるボーイング777X用貨物扉の製造ライン(以下、同製造ライン)が完成し、開所式を行ったと発表した。

同製造ラインは、リンカーン工場の既設建屋内に2015年12月から整備を進めていたもので、同社として初めて米国に設置した航空機用部品製造ラインだ。

2017年5月から試験製造に着手し、同年秋より本格的に製造を開始する。

Kawasaki Motors Manufacturing Corp., U.S.A. (KMM)および製造ラインの概要

KMMは、資本金170,000千米ドル(川崎重工100%出資)で、1981年12月21日に設立され、米国ネブラスカ州リンカーン市に所在地し、事業内容は航空機用部品、四輪バギー車、レクリエーショナル・ユーティリティ・ビークル、多用途四輪車、パーソナルウォータークラフト「ジェットスキー」、汎用ガソリンエンジン、鉄道車両の製造。

同製造ラインは、繊細で正確な塗装が可能な自社製塗装ロボットや、打鋲の対象範囲が拡大したオートリベッター(自動打鋲機)など、最新鋭の設備を導入して自動化を推進している。

また、同社独自の合理的な生産管理技法で、量産・個別生産を問わずあらゆる生産ラインに展開が可能なシステムを適用する。

さらに、今後は、将来のスマートファクトリー化に向けて、ICT/IoTなどのインフラ整備を計画している。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

川崎重工 ニュースリリース
http://www.khi.co.jp/news/detail/20170519_1.html

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