古河電工、空調ダクト向けに新型「ダクト断熱エース」を開発

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古河電工、空調ダクト向けに新型「ダクト断熱エース」を開発

2017年03月30日 00:00

施工現場の環境改善と施工時間短縮に貢献

2017年3月28日、古河電気工業株式会社は、空調ダクト向け断熱材として、強化アルミ付「不燃性樹脂発泡体」系の断熱材として新たに「ダクト断熱エース」の開発に成功したと発表した。

既に大手サブコンが手がける宿泊施設への採用が決定しており、2017年度上期より本格的な量産を開始する。

「ダクト断熱エース」の特長

同製品は、ダクト本体部を断熱する本体カバーとフランジ部を断熱するフランジカバーおよびインナーテープで構成されている。

本体カバーとフランジカバーは、新たに開発した不燃性樹脂発泡体と高耐久性アルミ箔の積層構造になっており、保温性と耐久性を備えている。また、ダクト貼付け面には粘着加工を施している。また、インナーテープは、独自技術により柔軟性が高く、フランジ凹凸面の内部結露を防止する高い追従性がある。

このため、空調ダクト設置時の繊維飛散がなくなるとともに、傷が付き難く、加工と貼付が容易になり、空調ダクト施工時の環境が改善され工事現場における保温施工時間が大幅に削減される。

なお、従来の「無機質繊維」系断熱材では、吸湿による断熱性の低下や繊維飛散による施工環境の悪化や保温専門工の人手不足の問題があった。

また、同製品は、「国土交通大臣 不燃材料認定」の申請中であり、間もなく取得の見込みだ。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

古河電工 プレスリリース
http://www.nikkei.com/article/DGXLRSP440770_Y7A320C1000000/

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