鹿島、都市型省エネオフィス「KTビル」での業務を開始

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鹿島、都市型省エネオフィス「KTビル」での業務を開始

2016年11月14日 20:00

都市型中規模オフィスのモデルケースとしても提案

鹿島は14日より、同社本社ビル隣地に建設した東京都港区元赤坂の「KTビル」にて業務を開始する。同ビルは新たな省エネ制御技術の導入とオフィス空間のスペース効率を最大化した設計により、各種提案における都市型中規模オフィスのモデルケースとしても活用予定だ。

敷地面積1,866.03平米、延床面積11,791.87平米のKTビルは、地下1階、地上12階、搭屋1階建て。構造には2S造(CFT柱)に加え、一部でRC造を採用している。

客観的な評価を経た高い環境性能

KTビルは汎用的な設備システムであるビル用マルチ空調やLED照明などを基調とし、新たな省エネ制御技術を導入することで高い省エネ性能を実現しているのが大きな特徴だ。

2014年版(新築)のCASBEE(建築環境総合性能評価システム)に準じた評価では、認証期限が継続している建築物としては国内最高スコアとなるSクラス、BEE(環境性能効率)8.1での第三者認証を獲得した。

また、平成28年度新基準でのBELS(建築物省エネルギー性能表示制度)においては54%の省エネを達成し、「ZEB Ready」(ZEBを見据えた先進建築物)を実現。鹿島によれば、これは国内オフィスビルで初めてのケースであるという。

加えて、KTビルは国土交通省が整備費等の一部を補助する「平成26年度住宅・建築物省CO2先導事業(現サステナブル建築物等先導事業)」にも採択されるなど、客観的な観点からも環境性能が実証された建築物となっている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

鹿島 プレスリリース
http://www.kajima.co.jp/news/press/201611/10a1-j.htm

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