戸田建設など、低騒音・低振動・無粉塵の解体技術を開発

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戸田建設など、低騒音・低振動・無粉塵の解体技術を開発

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2016年11月13日 16:30

水の凍結圧力を利用した解体技術
戸田建設は11月9日、「コンクリート構造物破壊技術」を精研と共同開発したと発表した。水の凍結圧力を利用したもので、現在施工中の和光北インター地域土地区画整理事業造成工事において住居に近接した重力式擁壁の解体を行い、その有効性を実証した。

これまでの重力式擁壁の解体では、解体重機を用いて擁壁を圧砕するため、騒音や振動が大きく、粉塵が大量に発生するという問題があった。新たに開発した技術は、水の凍結膨張圧を利用して重力式擁壁に縦方向のひび割れを発生させて解体するため、低騒音・低振動・無粉塵での解体が可能になる。

凍結時の膨張圧力を利用
水が凍って氷になると体積が約9%膨張し、その際に生じる凍結膨張圧が約200MPaとなることに着目した技術。

今回の実証工事では重力式擁壁に対して縦方向に2本ずつ、横方向に0.75m間隔で水を満たした冷凍管を配置。冷凍管内の水を液体窒素で冷凍させて冷凍管を膨張させ、この圧力によって重力式擁壁に縦方向のひび割れを発生させた。

冷凍管に扁平型の鋼管を用いるのも大きな特徴で、凍結膨張圧の上昇に伴って鋼管が円形に戻ろうとする復元力を利用してひび割れ方向の制御するとともに、ひび割れ幅を増大させている。

戸田建設は
周辺環境に配慮した解体技術として、都市部等での大型コンクリートの解体工事を中心に、本技術を展開していく予定です
(プレスリリースより)

と述べている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

戸田建設株式会社のプレスリリース
http://www.toda.co.jp/news/2016/20161109.html

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