北洲、実証住宅「プレミアムパッシブハウス」の建設を発表

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北洲、実証住宅「プレミアムパッシブハウス」の建設を発表

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2016年11月01日 07:00

竣工後は東北大と協働、2017年3月に完成見学会を計画
住宅メーカー・建設資材販売の北洲は、快適・健康・省エネに重点を置いた実証住宅「プレミアムパッシブハウス」(PPH)の建設を発表した。

このPPHは宮城県仙台市泉区紫山において10月31日に着工し、竣工後は東北大学と温度や消費電力などの環境測定を実施。2017年1月に構造見学会、同3月には完成見学会を予定している。

世界的に注目を集める温熱環境への取り組みを実証
建物全体に関し、昨今世界的な注目を集めつつあるポイントの1つが「温熱環境」。同社によれば、諸外国では日本以上に厳しいエネルギー基準のもと、パッシブハウス(ドイツ)やミネルギーハウス(スイス)といった施策がとられているという。

また日本国内においては、経済産業省がZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)にかかる目標を設定。2020年までに新築戸建住宅の過半数をZEHとするための取り組みが進められている。

こうしたなか同社ではPPHにかかる取り組みを通じ、機械設備への依存を抑えた理想の温熱環境実現を目指す方針だ。

高性能な部材を随所に投入
PPHにおいて同社が取り組む姿勢を見せているのが、まず自然エネルギーを取り入れた設計手法である「パッシブデザイン」。そして建築的な観点からの「断熱」「蓄熱」「遮熱」だ。

「断熱」「蓄熱」「遮熱」の3点については、高性能な部材を随所に投入。まず「断熱」に関しては、世界最高レベルの無機系断熱材であるドイツ・BASF社製の「SLENTEX(R)(スレンテックス)」などを使用し、UA値(外皮平均熱貫流率)で0.23W/m2Kを実現させる。

また「蓄熱」「遮熱」に関しては、室温を一定に保つ潜熱蓄熱内装塗り壁材「エコナウォール25」、冬期日射取得と夏期遮熱に優れた窓「パッシブフェンスター」を導入する予定となっている。

3つの達成基準で性能評価
さらに同社はPPHに関し、快適性と健康性、経済性、そして省エネ性の観点から「ZEH Ready40」「Fuel Poverty0」「Asset Value30」という3つの達成基準を設置する。

うち「ZEH Ready40」は住宅における消費エネルギー削減を目指し、BEI(設計一次エネルギー消費量/基準一次エネルギー消費量)を0.4以下とするもの。

またイギリスにおける「Fuel Poverty(燃料貧困)」問題に関連し、光熱費が年金収入(同社モデルケースにより算出)の5%以下になるようなエネルギー設計を目指すのが「Fuel Poverty0」だ。

残る「Asset Value30」は、コスト試算において「30年間」を見据え、省メンテナンスかつ快適性が続く設計を目指すものとなっている。

同社ではこれら3つの達成基準を通じて性能評価を行うことで、環境負荷と長期的に見た場合の経済的負担の低減、そして資産価値を維持可能な住まいの実現を図る考えだ。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

北洲 プレスリリース
http://www.hokushu.net/press/20161028-001.html

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