国交省、「i-Construction時代の働き方」を発表

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国交省、「i-Construction時代の働き方」を発表

2016年05月25日 01:30

建設現場の職場改善

国土交通省は、5月19日、i-Construction時代の働き方として、建設現場におけるワーク・ライフ・バランス(以下、WLB)の推進に向けた取り組みを発表した。

主な取り組みの内容

建設現場を男女ともに働きやすい環境とするため、入札時の技術者評価において、技術者の出産等で休業していた期間を、全ての工事で評価対象期間から控除する。

また、建設業界でWLBに取り組む企業が増加するよう、直轄工事の発注時において、認定制度を活用した評価の枠組みを導入するとともに、長時間労働の要因の一つである提出書類については、i-ConstructionによるICT土工の全面的な活用により、検査書類を大幅に削減することとした。

さらに、建設現場の仮設トイレについては、女性技術者等から不評だったことを踏まえ、女性も活用しやすい「快適なトイレ」の設置を原則化する意向である。

さらなる環境整備を

国交省では、建設現場において男女ともに働きやすい環境とするため、WLBを推進できる環境整備を進めてきた。

昨年12月25日の閣議では、「第4次男女共同参画基本計画」が決定。今後も、週休2日モデル工事のさらなる拡大を目指す等、職場環境の改善等をさらに進めていく方針だ。

▼外部リンク

 

国土交通省 プレスリリース
http://www.mlit.go.jp/report/press/

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