中部電力、タイのラッカバンコジェネレーション発電所が稼働開始

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中部電力、タイのラッカバンコジェネレーション発電所が稼働開始

2016年03月31日 14:30

コジェネレーション事業の一環

中部電力は、3月29日、タイ国(以下、タイ)で建設を進めてきた「ラッカバンコジェネレーション発電所」が、商業運転を開始したことを発表した。

同社は、2011年、タイにおいて現地パートナーと共同で、工業団地内コジェネレーション事業に参画。今回運転を開始した新発電所のほか、バンプー工業団地内でも、出力24万kWのコジェネレーション発電所の建設を、2016年下期の完成を目指して進めている。

新発電所の概要

出力12万kWを有する「ラッカバンコジェネレーション発電所」は、バンコクの約30キロメートル東に位置するラッカバン工業団地内に建設、設置された。

今後は、タイ発送電公社(以下、EGAT)が優遇価格にて電力購入を長期保証する「SPPプログラム」に基づいて、25年間にわたって電力を卸販売するとともに、工業団地内の顧客向けに、電力と蒸気を直接販売する予定である。

JERAを通じて国際競争力を強化

中部電力は、東京電力と共同でJERAを設立。今年7月、海外での発電事業については、JERAに統合されるという。

同社は、今後、JERAを通じて事業拡大を推進し、海外にて競争力のあるエネルギー供給を目指す方針である。

(画像はプレスリリース別紙より)

▼外部リンク

 

中部電力 プレスリリース
http://www.chuden.co.jp/corporate/publicity/

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