新日鉄住金エンジニアリング 大型物流施設の建設に強み発揮

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新日鉄住金エンジニアリング 大型物流施設の建設に強み発揮

2016年03月05日 07:00

千葉県野田市に大型物流センターが完成

新日鉄住金エンジニアリングは2日、欅プロパティーズより受注した千葉県野田市の大型物流施設「(仮称)野田物流センター」を竣工し、引き渡したと発表した。

欅プロパティーズは、伊藤忠商事株式会社、メープルツリーグループの共同事業会社。

同施設は、1階から3階にトラックバースと、片側にランプウェイを配置したマルチテナント型で、鉄骨造地上4階建て、延べ床面積約7万4000平方メートルの規模。受注後、工事は順調に進み13か月の工期で完工した。

鉄の知見を活かした大型物流センター

同社は、これまでの10年間に約190万平方メートルの大型物流施設を受注し、建設工事の実績を積み重ねてきた。

今回は、顧客の要望に応えられる自由度の高いスペースと、高い防災性能を取り入れた設計が特長だ。

例えば、同社の強みである鋼構造の設計知見をフル活用し、地震エネルギー吸収能力の高い自社製「制振ダンパー」を適用。ワンランク上の制振構造ながら、コストは耐震構造並みだ。

また、壁面を利用した防火区画は一般的だが、同施設では、シャッターを採用。最上階では、区画内の柱を設けず大スパン化することで、多様な物流レイアウトに対応可能な自由度の高いスペースを確保した。

同社は今後も、鋼構造の技術と鉄の知見を活かした製品・技術の開発を進め、セーフティ社会の実現に貢献するという。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

新日鉄住金エンジニアリング株式会社 プレスリリース
http://www.eng.nssmc.com/

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