10月の建設工事受注、12か月振りに減少-国交省調べ

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10月の建設工事受注、12か月振りに減少-国交省調べ

2015年12月02日 21:00

10月の受注総額は8,754億円

国土交通省は11月30日、「建設工事受注動態統計調査(大手50社 平成27年10月分)」を公表した。

これによると、10月の受注総額は8,754億円。非製造業からの受注が振るわず、対前年同月比で19.8%の下落。12か月ぶりの減少となった。

民間工事の受注高は5,681億円

10月における民間工事の受注高は、対前年同月比19.8%減の5,681億円。不動産業、サービス業、卸売業、小売業等が減少し、12か月ぶりに下落した。

非製造業が28.5%と大きく減少したのに対し、製造業は15.2%増。業種別では製造業、電気・ガス・熱供給・水道業、運輸業、郵便業などが増加した。

10月における公共工事の受注高は、対前年同月比16.7%減の2,439億円で、2か月ぶりの減少となった。国の機関、地方の機関ともに減少し、特に地方の機関の減少が顕著となっている。

また、10月の海外工事は、対前年同月比79.1%減の258億円。4か月連続で減少している。

(画像は、国土交通省の報道発表資料より)

▼外部リンク

 

国土交通省の報道発表資料
http://www.mlit.go.jp/report/press.html

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