パナソニックは「テクノストラクチャー工法」で耐火建築物建設対応

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パナソニックは「テクノストラクチャー工法」で耐火建築物建設対応

2015年07月22日 21:00

パナソニックは独自工法をさらに発展

パナソニックは、2015年7月21日、傘下のエコソリューションズが独自の耐震住宅工法である「テクノストラクチャー工法」による耐火建築物建設に対応を開始したことを発表した。7月15日設計受付分より対応となる。

同社は床・屋根の使用について耐火構造の国土交通大臣認定を取得し、これによりテクノストラクチャー工法による耐火建築物建設が可能となった。

これまで同工法は高齢者施設や児童福祉施設といった耐火建築物規制のある施設建設に対応できなかった。しかしこの度耐火建築物建設に対応したことで、耐火建築物規制のある施設をはじめ都市部を中心とした防火地域での建設など、耐火性と耐震性を両立した建造物の提供が可能となった。

木造の良さとニーズへの対応を両立

テクノストラクチャー工法とは、独自の木・鉄複合梁「テクノビーム」を用いた工法で、木造となるため鉄筋コンクリート造・重量鉄骨造に比べ初期投資が少なくなるとともに、最大スパン10メートルの大空間や、自由度の高い空間設計を可能とする。

テクノビームは劣化対策等級の最高等級基準をクリアし、30年後のたわみが通常の木製梁と比べて4分の1以下と高い耐久性を誇る。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

パナソニック プレスリリース
http://news.panasonic.com/press/news/data/2015/07/

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