世界最大の水上設置型メガソーラー発電所が完成

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世界最大の水上設置型メガソーラー発電所が完成

2015年05月26日 15:15

ため池を利用した大型水上メガソーラーシステム

京セラTCLソーラーが兵庫県にて開発を進めていた「加西市逆池(さかさまいけ)水上メガソーラー発電所」が完成し、5月24日、竣工式が行われた。京セラTCLソーラーは、京セラと東京センチュリーリースが共同出資を行って2012年にした合同会社である。

「加西市逆池水上メガソーラー発電所」は兵庫県加西市玉野町にあるため池を利用したもので、水上設置型では世界最大規模を誇る。

最大出力は約2.3メガワット。年間予想発電量は、一般家庭約820世帯分の年間電力消費量に相当する2,680メガワット時を見込み、関西電力に売電する。

地上よりも有利な水上設置型メガソーラー発電所

水上設置型メガソーラー発電所は水上に設置するため、地上や屋根置き型のメガソーラーよりも冷却効果が高く、発電量に優れているのが大きな特徴だ。

さらに太陽電池モジュールが水面を覆うことで、藻類の異常発生や貯水の蒸発を防ぐ効果もある。

水上に設けられた架台は、紫外線や侵食に強い高密度ポリエチレン製で、100%リサイクルが可能となっている。

(画像はニュースリリースより)

▼外部リンク

 

京セラTCLソーラー合同会社のニュースリリース
http://www.kyocera.co.jp/topics/2015/0501_khfp.html

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