オールLEDの植物工場稼働、1日1万2000株の収穫見込む

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オールLEDの植物工場稼働、1日1万2000株の収穫見込む

2015年03月25日 16:00

首都圏への出荷はもちろん、アジア各国にも輸出

植物工場において葉物類の栽培、加工、販売を行うイノベタスは19日、2月にオールLEDの大型植物工場である「富士ファーム」を新設したと発表した。

すでに首都圏や静岡県のスーパーなどへ出荷が決まっているが、4月からは、国内向けはもちろんのこと、アジア各国への輸出も開始する。

地の利、水の利を活かす

イノベタスは、安心、安全な食べ物を提供することを使命として、昨年設立された農業ベンチャーである。静岡県富士市に本社を構えるが、当地は、首都圏へのアクセスが良いこと、また、良質で豊富な富士山の地下水を利用できることがメリットとなっている。

将来的には、1日3万株の出荷を見込む

富士ファームでは、全ての栽培用照明のほかに、一般照明にもLEDが使用され、コストの削減を図っているほか、太陽光発電装置を設置するなど、最新の技術や設備を導入している。

また、今夏の生産数量は1日あたり1万2000株を見込んでいるが、今後、さらなる収量の向上を図ること、さらに、5年以内に新工場を建設する計画があることから、将来的には、世界最大級となる1日あたり3万株の出荷を目指す。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

イノベタス プレスリリース
https://www.value-press.com/pressrelease/139111

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