建設現場の労働不足やや緩む-国土交通省の調査

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建設現場の労働不足やや緩む-国土交通省の調査

2015年02月28日 12:00

不足率は前月から0.7ポイント改善

国土交通省は2月25日、平成27年1月の「建設労働需給調査結果」を公表した。調査によると8職種計の不足率は1.1%。全職種で不足傾向が続いているものの、不足率は前月の1.8%から0.7ポイント改善している。

8職種の中で最も不足傾向が大きいのは、型わく工(土木)の2.9%である。また、鉄筋工(建築)の不足率が0.6%になり、前年同月の2.8%に比べて大幅に縮小した。

8職種計の新規募集の不足率は2.7%。こちらも前年同月の6.0%から、3.3ポイント下回っている。

今後の見通しは「普通」

東北地域の8職種の不足率は、0.6%。前月となる平成26年12月の0.9%の不足から、0.3ポイント縮小した。

地域別では、北陸を除く全ての地域で不足。また、不足幅が大きく縮小したのは中国の0.9%で、前年同月の2.6%から1.7ポイント改善した。

今後の労働者の確保に関する見通しは、全国すべての地域で「普通」となっている。翌々月となる3月は「困難」と「やや困難」の合計が41.1%だが、不足率は6.8ポイント下降した。依然として不足状況ではあるものの、不足幅に改善がみられる。

(画像は、国土交通省の報道発表資料より)

▼外部リンク

 

国土交通省の報道発表資料
http://www.mlit.go.jp/report/press.html

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