東京都と民間企業が開発した下水処理法が「2014年日経地球環境技術賞」受賞

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東京都と民間企業が開発した下水処理法が「2014年日経地球環境技術賞」受賞

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2014年10月22日 14:00

省エネと下水処理を両立する新技術に優秀賞
東京都が民間企業との共同研究により開発した下水道の「新たな高度処理技術」が、日本経済新聞社の「2014年(第24回)日経地球環境技術賞」に選ばれ、優秀賞を受賞した。11月6日に受賞式が行われる予定だ。

「日経地球環境技術賞」は、地球環境問題に関する取り組みの中から、優れた成果を表彰するもの。今回、受賞対象となった「新たな高度処理技術」は、東京都下水道局が東京都下水道サービスとメタウォーターと共同で開発した水処理技術である。

(画像は東京都の報道発表資料より)

低電力で高度な処理を実現
これまでの標準的な処理能力を100として比較すると、従来の高度処理法は、消費電力が130で、処理能力は63だった。「新たな高度処理技術」では、消費電力100以下で、63~75の処理能力を有する。

好気・無酸素槽の送風量を少なめに調整し、好気・無酸素槽内に硝化に必要な好気領域と、脱ちつに必要な無酸素領域を人為的に発生させることにより、硝化と脱ちつが同時に行えるため、ちっ素除去が1段階のプロセスで可能

下水処理でのちっ素除去は、微生物の働きによる「硝化」と「脱ちつ」の2段階で行われるが、「新たな高度処理技術」では硝化と脱ちつを同時に行うため、1つのプロセスでちっ素除去が完了する。

これまでの高度処理法に比べ、少ない電力で処理できるため、水質改善と省エネルギーの両立が期待できる。導入は既存施設を改造して行うので、早期かつ低コストで実現できるのも大きな特徴だ。


▼外部リンク

新たな高度処理技術が日経地球環境技術賞優秀賞を受賞 東京都
http://www.metro.tokyo.jp/20oah400.htm

水質改善と省エネの両立「新たな高度処理技術」を開発 東京都
http://www.metro.tokyo.jp/20o34100.htm

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