関西電力、モルディブ共和国で太陽光発電プロジェクトを実施

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関西電力、モルディブ共和国で太陽光発電プロジェクトを実施

2014年05月28日 17:00

モルディブで太陽光発電を

関西電力は、5月27日、持続可能なエネルギー開発への貢献を目的に、モルディブ共和国において太陽光発電プロジェクト「ディフシ・ソーラーアイス・プロジェクト」を実施することを発表した。

モルディブ共和国は、1,200もの小島で構成されており、島の電力はディーゼル発電機によって供給されているが、同国とアジア開発銀行等は、現在太陽光発電の導入を進めているという。

(画像はプレスリリースより)

ソーラーアイスとは

「ディフシ・ソーラーアイス・プロジェクト」は、モルディブ政府からの協力要請に応え、島の総電力需要が120kW程度のディフシ島に、島の電力需要の3分の1以上にあたる出力40kWの太陽光発電設備を設置し、電力供給を行うものだ。

しかし、天候により発電量が変動し、電力系統が不安定になる可能性も否定できない。

そのため、主要産業である漁業に必要な製氷機を設置することで、太陽光による発電が増えた場合は、電力を製氷に使用し、太陽光発電の最大限の活用と電力の安定供給を図っていくという。

なお、平成26年9月に着工、平成27年1月に運転を開始する予定だ。

官民連携プロジェクト

このプロジェクトは、日本、モルディブ両政府、および関西電力による官民連携プロジェクトとして進められていく。

関西電力は、このプロジェクトで得られた成果を、同国の電力関係者へ伝え、同国のエネルギー開発の発展に貢献していく構えだ。

▼外部リンク

 

関西電力・プレスリリース
http://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2014/0527_3j.html

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