川崎重工業 インド向けに20MW級ガスタービン発電設備を受注

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川崎重工業 インド向けに20MW級ガスタービン発電設備を受注

2013年11月10日 10:00

運用開始は2015年後半

川崎重工業株式会社は11月1日、アメリカ・エアープロダクツ・アンド・ケミカルズ社のインド現地法人であるProdair Air Products India Private Limited向けに20MW級のガスタービン発電設備1台を受注したと発表した。マレーシア・クアラルンプールのカワサキ・ガスタービン・アジア社を通じて行われたもので、川崎重工業にとっては初めてのインド向け20MW級発電設備受注となる。

(画像はニュースリリースより)

受注したのは天然ガス焚きの発電設備「GPB180D」1台で、インド南部の天然ガス改質水素生成プラントの主熱源・主電源として設置される。川崎重工業が開発したカワサキガスタービン「L20A」を搭載、ガスタービンからの廃熱は蒸気メタン改質装置に利用される。

運用開始は2015年後半の予定。

ガスタービン事業を展開

今回採用されたガスタービン「L20A」は2004年に初納入されて以来、国内外で約20台の納入実績を持つ。高評価も得ており、今回の受注も高い技術力と納入実績によるものとされている。

ニュースリリースでは

当社は、自社開発ガスタービンの高い技術力と、豊富な納入実績に基づく優れた信頼性を活かし、今後世界の石油・ガス市場でのガスタービン発電設備の市場開拓を強化していきます。(川崎重工業株式会社ニュースリリースより引用)

と、積極的にガスタービン事業を展開していく姿勢が述べられている。

▼外部リンク

 

川崎重工業株式会社 ニュースリリース
http://www.khi.co.jp/gasturbine/news/detail/20131101_1

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