住友商事 インドネシアの35MW地熱発電所建設工事を受注

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住友商事 インドネシアの35MW地熱発電所建設工事を受注

2013年10月08日 21:00

土木据付込みの一括請負工事契約

住友商事株式会社は、7日、インドネシアのPT. Pertamina Geothermal Energy(以下、PGE)より、カモジャン地熱発電所5号機の、土木据付込み一括請負工事契約を受注したことを発表した。

PGEは、インドネシア国営石油ガス会社であるPT. Pertamina社の地熱発電子会社。今回の発電所は、同国西ジャワ州、バンドゥンから約40キロに位置するガルット市に建設される。

工期は23カ月で、2015年7月に完工予定。発電容量は35MW。住友商事にとっては、インドネシアにおける9件目の地熱発電プロジェクトの受注となる。

(画像はニュースリリースより)

インドネシア・レカヤサおよび富士電機と協力

この契約は、住友商事とインドネシアの大手エンジニアリング会社であるRekayasa Industri(以下、レカヤサ)とのコンソーシアムによるもの。

主要機器である地熱蒸気タービンや発電機は、この分野で高度な技術力と多くの経験を誇る富士電機株式会社(以下、富士電機)が製造・納入。発電所および集蒸気配管の土木・据付はレカヤサが担当する。

まだ開発途上の地熱発電事業に前向き

インドネシアは、世界最大の地熱エネルギー保有国として注目されている。同国政府は、2010年に発表した第2次電源開発計画で、4,000MW規模の新規地熱発電プロジェクトを計画。今回の発電所建設も、その一環である。

一方、住友商事は、インドネシア・ニュージーランド・フィリピン・アイスランド・トルコ等の地熱発電所建設等によって、全世界の地熱発電所における総容量の、約20パーセント相当に貢献してきた。

特に、インドネシアへの納入容量は約700MWと、同国における地熱発電設備の約50パーセントを占める実績をあげている。

同社は、これらの実績・経験を基盤に、今後も世界各地で地熱発電プロジェクトの受注を継続し、環境に配慮した電力インフラ整備への貢献を目指すとしている。

▼外部リンク

 

インドネシアカモジャン地熱発電所5号機建設工事を受注
http://www.sumitomocorp.co.jp/news/detail/id=27206&tc=bx

住友商事株式会社
http://www.sumitomocorp.co.jp/

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