パナソニック株式会社が両面発電型太陽電池モジュールを開発

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パナソニック株式会社が両面発電型太陽電池モジュールを開発

2013年09月29日 01:00

両面発電型太陽電池モジュール

パナソニック株式会社エコソリューションズ社は、両面発電型太陽電池モジュール「新・HITダブル」を2013年10月受注開始すると発表した。

「新・HITダブル」は、両面発電モジュールにおいて変換効率16%を実現しており、今後公共・産業用として利用される。国内での公共・産業用途の太陽光発電システム市場は、再生可能エネルギーの固定価格買取制度の施行(昨年7月から開始)されたことによって、市場が拡大した。しかし設置場所が限られることが課題となっていた。

(画像はパナソニック株式会社 プレスリリースより)

発電量の増加が期待

そのためパナソニック株式会社エコソリューションズ社では、国内で本格的に展開している両面発電型太陽電池モジュールの表面公称最大出力を15Wアップさせ、225Wを達成する「新・HITダブル」を発売することになった。

両面から光を取り込むことができるため、角度などによって発電量への影響が少ない。また垂直に設置した場合には、一般的なタイプのものと比べると約30%、発電量の増加が期待される。そしてライトスルー構造によって、フレームの影の影響を考慮し、太陽電池セルと外枠フレームの距離を広げた。

また出力保証期間は従来の10年から20年に延長することを決定した。モジュールの出力が公称最大出力に対して、10年で81%未満、または20年で72%未満になった場合に保証する。

【商品概要】
品名:両面発電型太陽電池モジュール「新・HITダブル」
品番:VBHN225DJ05

希望小売価格(税込):198,000円/枚
(パナソニック株式会社 プレスリリースより引用)

▼外部リンク

 

パナソニック株式会社 プレスリリース
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/

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