猫間障子とは

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猫間障子

猫間障子(ねこましょうじ)とは、下半分くらいにガラスがはまっていて、その上に取り付けた障子が上げ下げできるものである。
本来の猫間障子は、障子が閉まった状態でも猫が出入りできるように小窓をつけたものであり、ガラスははめ込まれていなかったと言う。
しかし、家の気密性や温熱環境からガラスがない様式は困難となり、呼び名だけが残ったと考えられている。

猫間障子に似たものに「雪見障子」がある。雪見障子は、下半分くらいにガラスがはまっているだけで、上げ下げする障子がついていない障子のことを指す。
最近では、猫間障子雪見障子との区別をつけずに用いるケースが増えているようだ。

障子は、形状や組子(くみこ:建具を構成する細かい部材)の組み方により様々な種類がある。

■障子の種類
・横繁障子(よこしげしょうじ)…横方向の組子が通常よりも多く組み込まれている障子。主に関東地方で好まれる。
・縦繁障子(たてしげしょうじ)…縦方向の組子が多い障子。主に関西地方で好まれる。
・荒組障子(あらぐみしょうじ)…縦横の組子の間隔が大きく取られている障子。
・腰付障子(こしつきしょうじ)…痛みやすい腰部(下部)を板張りや襖張りした障子。腰板に絵画が描かれたものもある。「腰障子」とも呼ぶ。

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