DPG構法
DPG構法とは、ガラスの隅に穴を開けて、構造体に金物でガラスを留める方法である。ガラスに穴を開けるので、強化ガラスを使用する。強化ガラスで構成する合わせガラスや複層ガラスなどへの展開も可能である。サッシを使わずに、ガラスの透明性が強調できるので、アトリウム外壁やトップライトなどに使われている。
Dot Point Glazing(点支持)の略。
※合わせガラス…2枚以上のガラスを接着して一体化したもの。
※複層ガラス…2枚のガラスの間に隙間を持たせ、断熱性を高めたもの。
■DPG構法の長所
・フラットで、透視性の高いガラススクリーンを構成することができる。
・変形性能に優れ、あらゆる構造体に採用できる。
・多面体や異形ガラスにも対応できる。